三嶺 – 四国最奥にある名峰からの絶景

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夕日に染まる三嶺

山の多い四国においても、三嶺ほど山頂への道のりが険しい山は少ないかもしれません。一方で景観においては、三嶺ほどに素晴らしい山も少ないのではないでしょうか。特に高知県側の登山道は、四国一豊かな植生と、美しい沢が楽しめ、山頂からはこれぞ絶景、と断言できる景色を見ることができます。

四国山脈一の絶景

三嶺頂上から望む、西熊山まで続く重量感のある美しい稜線。なだらかな斜面は笹に覆われ、夕日を浴びて山脈全体が黄金に染まっていました。

夕日に染まる三嶺

夕日が笹で覆われた山脈を黄金に染め上げる

三嶺山頂から望むこの景色こそ、四国山脈を代表する絶景と言っても過言ではないでしょう。なだらかに続く稜線と、黄金の笹原が最高の景観をつくります。

三嶺の空

三嶺山頂から見上げた空

四国で5番目となる標高を持つ三嶺からは、遮るものが何もない、美しい空を見ることができます。

夕日に染まる三嶺

高度を落とした太陽が空を紅に染める

夕日が高度を下げ、山脈が青く、暗く変化していきます。山脈とは対照的に、夕日はどんどんと赤く染まり、一日の終わりを鮮明に彩っていました。

薄暮の三嶺

薄暮の空が一日の終わりを告げる

夕日が沈み気温が下がりだす頃、高知側にたまっていた雲が愛媛側に流れ込み始めました。それまではっきりと見えていた稜線は雲に隠れ、それ以降姿を現わすことはありませんでした。

三嶺山頂

夕暮れにそびえる三嶺

三嶺山頂をあとにし、避難小屋へ移動する途中、わずかに残る夕日を背景に、山頂が堂々とそびえていました。

建屋自体が画になる避難小屋

三嶺の避難小屋は頂上から20分ほど下った場所にあります。切り立った岩壁の上に建つ避難小屋は四国一険しい三嶺にふさわしい景観を持っています。

三嶺の避難小屋

三嶺の避難小屋

避難小屋の近くには一年中枯れることのない池があります。避難小屋周辺からは三嶺山頂、笹原、池を同時に見ることができます。

三嶺避難小屋からの景色

避難小屋前からの景色

登山難易度が比較的高いため、万人におすすめできるわけではありませんが、その山頂には苦労した者しか味わえない、絶景が待っています。

紅葉に染まる三嶺

三嶺の紅葉

光石登山口から30分、まだ樹高が高い

四国一とも言われる植生の豊かさを持つ三嶺では、四国における他の紅葉の名所と比べても特に色とりどりに染まる木々を楽しむことができます。

三嶺の紅葉

頂上付近でも豊かな植生

頂上付近まで標高を上げても植生の豊かさは健在です。三嶺の頂上付近では、笹原だけでなく、巨大なガレ場、岩場など、変化に富んだ地形と紅葉をセットで見ることができるのが嬉しいところです。

山嶺の紅葉

さおりヶ原の紅葉

多くの登山ルートがある三嶺では、それぞれのルートに個性があるのも魅力の一つ。さおりヶ原ではしんとした雰囲気の中、上品な木々が控えめに紅葉していました。夕暮れ時ということもあり、落ち着いた雰囲気の空間は、まるで日本庭園のよう。頂上付近のいかにも山岳、といった景観とは一味違う空間を堪能できます。

険しい道のりとなる高知側ルート

登山道、とりわけ高知側からのルートはそのほとんどが崩落などにより歩きづらく、目印となるテープも色あせたり茂みに隠れていたりしているので、読図に慣れていないと不安を覚えるかもしれません。 登山道の中には崩落箇所が多数ある沢沿いのルートもあり、コースタイムを大幅に超えてしまうような山行を余儀無くされることも多々あります。

三嶺の登山道

荒れた登山道から望む三嶺山頂

  高度を上げるにつれ、ぽつぽつと湧水が出現し、日当たりの良い登山道を登ってきた登山者の喉を潤します。

三嶺の湧水

湧水は冷たい

冷たい湧水で喉を潤し、稜線へ。景色の良い稜線を進み、三嶺山頂を目指します。

四国の山々

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