屋久島 – もののけの森を宮之浦岳から縦走

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る
太古の森から見上げた星空

朝早く淀川登山口に向かう途中、弥生杉に立ち寄りました。縄文杉よりも樹齢が高いともいわれるこの杉は、今にも枯れそうなうろに無数の植物が宿っていて、自然のたくましさを感じます。

 

 

 

鹿児島県 - 屋久島 - 縄文杉

早朝の弥生杉を見上げる

弥生杉見学をほどほどで切り上げ、登山開始。早朝のひんやりとした空気の中順調に高度を稼ぎます。宮之浦岳を目指す途中、黒味岳に立ち寄りました。黒味岳は標高1,831メートルで屋久島の中では3番目に高く、頂上からは屋久島の中心ぶから水平線まで、360度のパノラマを楽しめます。

鹿児島県 - 屋久島 - 黒味岳

黒味岳から海を望む

黒味岳を後にし、宮之浦岳へ。宮之浦岳への道のりは思っていたよりも遠く、晴天の中、うだるような暑さの中じりじりと前進しました。宮之浦岳の頂上に到着すると想像以上の混雑で、少しの休憩を挟み早々に出発しました。宮之浦岳を後にしてしばらく進み、ふと振り返ると九州地方一の高峰、宮之浦岳がそびえていました。

鹿児島県 - 屋久島 - 宮之浦岳

宮之浦岳を振り返る

夕暮れ時に到着した新高塚小屋でテントを張ると、この日はすぐに就寝しました。翌日、3時半頃には目を覚まし、暗闇の中出発しました。新高塚小屋から縄文杉にかけては鬱蒼とした屋久杉の森を歩くことになり早朝の暗さも相まってまるで自分が小人になってしまったかのような錯覚に陥ります。暗闇の中、ふと見上げると縄文杉越しに見える星々が僕らを見下ろし、鬱蒼とした森との対比が星々を一層輝かせていました。

太古の森から見上げた星空

太古の森から見上げた星空

暗闇の中2時間ほど歩くと早朝の森に朝日が差し込み、木々の輝きが増してきました。朝日の中30分ほど森の中を進むと唐突に縄文杉が姿を現しました。

鹿児島県 - 屋久島 - 縄文杉

朝日の中の縄文杉

推定樹齢3000年とされる縄文杉の樹皮は、岩石を思わせるほどに硬く何重にも折重なり、曲がりくねった枝々がまるで森のように辺りを覆っていました。縄文杉を過ぎると木道とトロッコ道の少し退屈な道を歩くことになります。途中で分岐し、少しの登りを超えると白谷雲水峡へ。晴天なのが惜しく思えるほど苔の密度が高い場所で、雨の日はさぞ美しいのだろうと想像しながら足を進めました。

鹿児島県 - 屋久島 - 白谷雲水峡

白谷雲水峡の枯れた屋久杉

今回の旅行は天候に恵まれていましたが、きっと雨の屋久島も美しいのではないかと思います。一週間に8日雨が降ると言われる屋久島。次回の訪問時は雨でも良いかな、と思いながら太古の森を後にしました。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

コメントを残す

*